茨城県歯科医学会に参加してきました

昨日、25日、水戸プラザホテルで開催された茨城県歯科医学会に参加してきました。

昨年まで3年連続で発表してきましたが、今年はお休みして、1日、睡眠時無呼吸症候群について勉強してきました。

午前中はOA(Oral Appliance):睡眠時無呼吸を抑制する口腔内装置:の作成について、午後は睡眠障害についてのシンポジウムを聴講してきました。

すでにOAは3症例作成し、徐々にステップアップしてきた実感があったのですが、昨日はテーブルクリニック後、講師に直接お話を聞いていただき、私の作製法に問題がないことを確認しました。また、「OAの目的が必ずしも下顎の前方誘導ではなく、閉口状態を保つことにある」というお話は新鮮で、とても参考になりました。

午後のシンポジウムでは、普段は聞けないようなお話を聞くことが出来てとてもためになりました。矯正科医として、矯正治療後に睡眠障害が悪化したという事例は検討に値することです。狭小化する上顎、後下方回転する下顎など、気道が閉塞しやすい日本人がますます増えることが予想される現在、歯科矯正学的知識はさらに重要になると考えられます。よりよい顎顔面形態を育成し、良質な睡眠を提供できるように研鑽を重ねたいと思います。まずは、「唇を閉じ、舌は上あごにつけ、鼻で息」の重要性を説明します。

〒310-0911 茨城県水戸市見和3丁目1393-2

常磐線水戸駅 利用バス4番乗り場から茨城交通で若林で下車すぐ
常磐道水戸インターより車で10分、県道岩間街道沿い(駐車場10台)